投資信託の分配金と株式の配当は全く違うもの

毎月分配型の投資信託が話題ですね。
「基準価格が5000円で、毎月130円分配金が出るから、年利にする31%となります。」と。

これは、私が証券会社の人からうけた説明です。
ちょっと投資の知識がない人からすると、うっかり信じてしまいそうになりますね(苦笑)。

さて、この説明のどこが間違っているのでしょうか?

この説明には、基準価格の上下という比較のポイントがすっかり抜け落ちています。
普通は、投資信託で儲かったかどうかは、”トータルリターン”で判断します。
トータルリターンとは、元本の損得(キャピタルゲイン)と配当の損得(インカムゲイン)を合わせて損益を計算したものです。

普通の人は、冒頭の説明を証券マンや銀行員から聞くと、トータルリターンが、31%と勘違いしてしまいます。
元本である基準価格は、一定のままで、配当にあたる分配金が31%も出ると信じてしまいます。

しかし、証券マンは、冒頭の説明では、元本が一定価格だとは言っていません。
分配金だけの説明をしています。
都合のいいことだけを説明するなんておかしいですよね。

結局、たいして儲かっていないのに分配金をたくさん出す投資信託は、分配金を受け取っていても、それは自分の入れたお金を少しもらっているだけだったりします。普通の会社でいう、タコ足配当です。(ちなみに、タコ足配当は、会社では違法です。)

普通の上場企業では、利益が出ていないと配当を出すことはできませんが、投資信託では儲かっていなくても分配金を出すことができます。
本当におかしなことですね。

このサイトを読んでいる方は、勉強熱心な方だと思いますので、決して騙されて損をしないようにしてください。

結論:分配金をたくさん出している投資信託には気を付けよう!

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